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音楽療法
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世界唯一の「音楽療法」に関する事典。現代音楽療法に関する世界的動向・歴史的背景を網羅。各種医学、心理学、教育学、社会学、民族学、哲学、美学、音楽心理学などの視点から《なぜほかならぬ音楽療法なのか》について多角的に論究する。
「先端諸科学や現代思想など、音楽療法が手を結ぶ領域はさらに拡がるであろうが、音楽療法の議論を深める間領域性に関して、本書ほど配慮された書物もまた見あたらないのである。」訳者あとがきより事項索引、人名索引に加えて、項目ごとの詳細な参考文献表あり！
ハンス＝ヘルムート・デッカー＝フォイクト ○他編著
阪上 正巳 ・ 加藤 美知子 ・ 斎藤 考由 ・ 真壁 宏幹 ・ 水野 美紀 ○訳
四六判上製函入 / 444頁
税込4200円 / ISBN4-89007-152-0 C0573
現代音楽療法が誕生する背景としてしばしば言及されることに病院音楽活動や慰問演奏、音楽の心理・生物学的研究があるが、W・シュトローベルによれば、中欧においてはそれらに加えて精神分析的心理療法の発達・深化があったという。ドイツ語圏の音楽療法には今なおこの伝統が息づいており、アメリカとの交流により多様化したとはいえ、さまざまな領域で現在も精神分析的、ないし深層心理学的な心理療法が盛んに試みられている。その水準は世界でも認められているところであるが、本書は、その後の展開も含め、その内実をわれわれに伝えるコンパクトなテキストと言っていい。――阪上正巳
ハンス＝ヘルムート・デッカー＝フォイクト著/ 加藤美知子訳
四六判上製 496頁
税込3675円
ISBN4-89007-126-1 C0073
心身のゆがみを癒し、修復する音楽療法とは何か。当代きっての研究者が振動、1/fゆらぎ、脳波、快感物質など現代科学の視点から音楽と生体のかかわりを説き明かす。糸川英夫、筒井末春、武者利光氏ほか九名による対談を収録。また、全日本音楽療法連盟認定の音楽療法士認定規則、専攻コース・カリキュラムのガイドラインを補追し、資格認定の手続きから申請書類、申込方法、審査基準を紹介！
音楽と人間との関係を芸術のみならず、科学の視点も交え、幅広く論じた書籍。音楽療法の入門に最適。
小松 明 ・ 佐々木 久夫 編
A5判上製 394頁
税込3675円
ISBN4-89007-096-6 C0073
「音楽の心理的、行動科学的な面ばかりではなく、音楽や音を、振動の面からも捉えることにより、音楽療法のブレークスルーを見出す方法を示唆しているように見える。音楽というある意味ではとらえどころのないものを扱う音楽療法は、それを科学的にすることの困難さを痛感することが多い。音楽や音を振動という面から捉えると、それをサイエンスの土俵に乗せる糸口の1つが見出せる可能性を感じさせる」 訳者あとがきより
世界音楽療法連盟前会長トニー・ウィグラム、同元会長 チェリル・ディレオ著 工学博士 小松 明 訳 / A5版上製 353頁
税込４２００円 / ISBN4 89007-134-2 C2047
音楽体験は子どもの心を開く。子どもの心を癒し、成長をうながす音楽療法とは──。教育現場において歌唱・楽器演奏・音楽劇を体験させ、療法的な効果をもたらすセオリーとテクニックを実践的に解説。
音楽療法についての具体的な理解を助ける譜例（70点以上）、写真（30点以上）多数掲載！様々な個別事例の詳細な記述あり！
ポール ノードフ ・ クライブ ロビンズ著 ・ 林 傭ニ ・ 望月 薫 ・ 岡崎 香奈 訳 /A5判上製 306頁 /
税込３９９０円 / ISBN4 89007-106-7 C0073
数多くの発達障害の人々と交流し、その芸術と科学の両側面にわたる広範かつ密度の高い経験から引き出された実践書。
音楽療法の具体的な事例を譜例を交えて紹介！現場で記入して利用可能な、アセスメント用チェックシート、治療プラン立案用紙、クライエント個人記録カード例ほかを掲載！
E・H・ボクシル著 林庸ニ・稲田雅美訳/ A5判上製 320頁/
税込３９９０円 / ISBN4-89007-133-4 C2011
音楽療法における《即興》の役割とは？25種以上におよぶ「治療モデル」を綿密な調査に基づいて分析、比較、統合し、臨床における即興利用の実践的な原則を引き出す。
ケネス・ブルーシア 著 ・ 林 傭ニ 監訳 生野 里花 ・ 岡崎 香奈 ・ 八重田 美衣 訳/ A5判上製 422頁
税込４４１０円 / ISBN4-89007-112-1 C0073
医師、薬物中心の医療の中で、全人的医療の一環として位置づけられる音楽療法とは何か。その理論と実際を、著者二十余年にわたる臨床と研究をもとに集大成。注目書！
医学博士 田中 多聞 著 / 四六判上製 349頁 /
税込２６２５円 / ISBN4 89007-051-6 C0077
人間は響きを持つ器──。そのひとつひとつの音に耳を済ませることから治療がはじまる。ドイツで音楽治療を学び実践する著者が、人生の諸場面で感じとった音を言葉にうつし、東洋と西洋の間、古と現代の間、医学と芸術との間に橋を架けるものとして、「音楽」のもつ豊かな可能性を示唆する。
多田・フォン・トゥビッケル 著 /Ａ５判変型上製 218頁
税込２１００円 / ISBN4-89007-118-0 C0073
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