【第10巻】 スピリチュアルケア[新刊]
税込 6090円 ISBN4-89007-145-8 C0336
特別講演T 日本人の死生観 山折哲雄 *** 特別講演U 「宇宙の誕生と未来」 佐藤勝彦 *** 教育講演 I 症状緩和のためのエッセンシャルドラッグ 恒藤 暁 II 緩和ケアにおける音楽療法について 栗林文雄 III 地域における在宅緩和ケアの進め方 馬庭恭子 IV ホスピスボランティア 山崎章郎 V 緩和ケアにおけるがん看護専門看護師の役割 濱口恵子 *** シンポジウム 自己決定のプロセスを支える 司会 柿川房子 自己決定のプロセスを支える---医師の立場から--- 志真泰夫 自己決定のプロセスを支える---がんを知って歩む会を実践して--- 高橋文子 自己決定のプロセスを支える---MSWの立場から--- 磯崎千枝子 自己決定のプロセスを支える---患者の立場から--- 種村エイ子 *** 事例検討 I モルヒネ大量使用患者へのケア---緩和ケアチームを含めたチーム医療の実際--- 加納光子・他 ◆事例検討 中保利通 II セデーションと希死念慮 山田祐司 III 家族一丸となった民間療法の前でのスタッフの葛藤 福重哲志・他 ◆事例検討 山崎章郎 IV 在宅での看取りを可能にする要因を考える 原 みどり・他 ◆事例検討 馬庭恭子 V 終末期患者の不眠に対する援助について 笹本美由紀・他 ◆事例検討 丸口ミサエ VI ターミナル期における性問題について 西田茂史・他 ◆事例検討 川越 厚 VII 急性腎不全におちいり、延命のため透析を選んだ腎癌患者を通して癌患者への透析治療の是非と、医療情報の提供について考える 星野 彰 ◆事例検討 斎藤龍生 VIII 自己決定できない患者とその家族のケアを通して 大澤紀代美・他 ◆事例検討 渡辺孝子 IX 「私、死なないですよね? 死なないと言って下さい」と願う十六歳の少女への関わりについて 深田美幸・他 ◆事例検討 中島美知子 X 心がはりさけそうと訴える患者にどう寄り添うか---患者と看護婦の相互関係を中心に--- 日浦あつ子・他 ◆事例検討 田村恵子 *** 第七回教育研修セミナー報告 医療者のコミュニケーション 山崎章郎 *** 原著 I ホスピス緩和ケアにおける死別を体験する家族のケア---現状と今後の展望--- 松島たつ子 II 配偶者喪失後の精神的健康に関連する
死別前要因に関する予備的研究坂口幸弘・他 III ホスピス患者の死生観 細井 順・他 IV 青年期および壮年期の男女間における
「死に関する意識」の比較研究田中愛子・他 V 死別経験による遺族の人間的成長 東村奈緒美・他 *** 特別講演 共生と循環の哲学 梅原 猛 *** 教育講演 I チーム医療における看護の専門性と生命倫理
---遷延性意識障害患者の看護から---紙屋克子 II 笑いの臨床的意義と実践 長谷川啓三 III 「臨死体験の臨床的応用」 カール・ベッカー IV 代替療法の評価 田村康二 V スピリチュアルケアの原理と実際 村田久行 VI ターミナルケアにおける芸術療法 飯森眞喜雄 *** シンポジウム 「不慮の死とその対応」
---さまざまな死に学ぶ---*** 司会 大坂 純・清水哲郎 個々の死に向き合う医療を 東嶋和子 貧困の中の死---難民やエイズ遺児のケアを考える--- 中村安秀 不慮の死とその対応 西田正弘 *** パネルディスカッション 遺言・葬儀・相続 ---いざという時の手続き--- *** 司会 日下 潔・菊池かづ子 遺言・葬儀・相続 高橋牧子 いざという時の手続き 菅原裕典 相続と遺言 檜山公夫 相続手続と遺産分割の手順 今野三雄 いざという時の手続き 上野一雄 *** 事例検討 I 達成不可能な希望を持つ患者を支えること 佐山朋子・他 ◆事例検討 末永和之 II キーパーソン不在による母親としての痛みを支えて 宮原純子・他 ◆事例検討 柳原清子 III T氏夫妻は何を求めていたのか? ---主治医・プライマリーナース以外との関わりを拒否した患者・家族に対するチームアプローチ--- 安井優子・他 ◆事例検討 前野 宏・二見典子 IV 死に直面し医療者を拒否した患者への関わりについて---Mさんとの関わりを振り返って--- 松原史子・他 ◆事例検討 前野 宏・二見典子 V 若くして死に直面しなければならなかった患者と共にすごした八一日間 牧野毅彦・他 ◆事例検討 辻 悟・田村恵子 VI 生きるために白血病と闘い続けた二十一歳の患者の「死」 武藤国代・他 ◆事例検討 辻 悟・田村恵子 VII 口腔内から下顎部にまで増殖する口腔底癌を持ちながら最後までの人らしく生きられた症例---患者さんの性格、家族のかかわり、ホスピスケアが寄与するものについての考察--- 橋本知江子・他 ◆事例検討 柏木哲夫 VIII 困難な症状緩和と在宅を勧めるタイミングについて---患者自身が予期していたより長く生きてしまったことから生じた苦悩--- 倉持雅代・他 ◆事例検討 我妻代志子 IX 一般病棟で終末期の精神的ケアがどこまでできるか---直腸癌告知後うつ状態となった患者への関わりを通して--- 岩崎永子 ◆事例検討 沖原由美子 X 高齢末期腎不全患者の透析中止を経ての看取り---在宅での看取りは腎不全患者の医療の一つのゴールと見なしうるでしょうか--- 廣瀬 光 ◆事例検討 朝日俊彦 XI チーム医療におけるコミュニケーションもしくはICの問題点 門田和気・他 ◆事例検討 白土辰子 XII 訪問看護の中のスピリチュアルケアの実践
---夢の高島屋---奈良悦子 ◆事例検討 堀尾とみゑ *** 第八回教育研修セミナー報告 平成十三年度日本死の臨床研究会教育研修セミナー報告 柿川房子 *** 日本死の臨床研究会第八回関東支部大会 特別講演 癌で死ねる人、死ねない人 大熊由紀子 *** 原著 I 遺族の感情表出が精神的健康に及ぼす影響
---感情表出は本当に有効な対処方法なのか?---坂口幸弘・他 II 口唇びらんに対するインドメタシン・リップ軟膏の治療効果 荷見透子・他 III 終末期医療に携わる看護婦の患者ケアに対する満足度 岩瀬 紫・他 *** 調査報告 ICU(集中治療室)の終末期ケアを困難にする要因---ICU看護師の調査結果から--- 高野里美