【第5巻】 死の準備[新装・新訂版]
税込 6090円 ISBN4-89007-140-7 C0336
シンポジウムI 高齢者のターミナルケア 趣旨とまとめ 杉山善朗・他 内科臨床医の立場から 近藤文衛 老人の死に対する態度について---社会精神医学的アプローチ--- 吉沢 勲 自然な死を考える 宮本克子 看護職の立場から 千田徳子 老年期痴呆特にアルツハイマー病のターミナルケア 金子仁郎 *** シンポジウムII 死の受容---東西霊性交流の立場から--- 趣旨とまとめ 藤江良郎 死は救えるか 古川泰龍 死の受容 本多正昭 *** シンポジウムIII 日本におけるホスピスの現状と課題 趣旨とまとめ 柏木哲夫 欧米におけるホスピスの動向 アルフォンス・デーケン 新しくホスピスを開棟して---病棟婦長の立場から--- 飯沼幸子 患者の立場から 望月純一郎 臨床心理の立場から 白井幸子 厚生行政の立場から 田中慶司 生涯教育講座自己の探求---ケアの実践のために--- 鈴木秀子 *** 特別講演 私たちの長い命のために 重兼芳子 癌の告知と死の準備 隅谷三喜男 *** 原著 I 総合病院精神科における終末期老人患者へのターミナルケア 柴崎淳一・他 II ナースコールの工夫(音声感知型ナースコール)による四肢麻痺患者の看護---器具の工夫で不安と疼痛が軽減出来た一事例を通して--- 山内智子・他 III 医療費の分析から見たホスピスケア 小笠原一夫 IV 終末期がん患者に対する症状コントロールとしての外科的治療 松岡寿夫 V 鍼灸治療とがん患者の気分の変化 横川陽子・他 VI 有床診療所における終末医療---地域多職種アプローチの成果の検討と今後の展望--- 加藤恒夫
VII 終末期がん患者の医療における精神科連携診療の実態---全国実態調査から--- 内富庸介・他 VIII 終のすみか、老人ホームの目指す看取り---終末ケアの試みと提言--- 小西靖子・他 IX 癌患者の在宅ターミナルケア---家庭医の果たす役割--- 川越 厚・他 *** 教育講演
死の臨床と精神医学の接点---話し合うことの大切さ--- 辻 悟 *** 特別講演 ターミナルケアの将来 Dr.アンソニー・M・スミス *** シンポジウムI 患者・家族とのコミュニケーション 趣旨とまとめ 柏木哲夫 患者の心理について 成田善弘 患者・家族とのコミュニケーション 上野 矗 ナースの立場から 石森携子 医療ソーシャルワーカーの立場から 臼田美智子 *** シンポジウムII ターミナルケアに携わる人の教育 趣旨とまとめ 藤腹明子 医師へのターミナルケア教育 福間誠之 ターミナルケアに携わる人の教育 岸田貞子 ターミナルケアに携わる人の教育 吉川 真 ビハーラ僧養成を中心にして 田宮 仁 *** 事例検討
I 在宅ケアの難しかったケース 浜辺千春・他 ◆事例検討 季羽倭文子 II 結婚式の援助をした二十三歳乳癌末期患者を通して学んだ事 市川光子・他 ◆事例検討 西森三保子 III ターミナルステージで意識低下をきたした患児の看護---患児と家族の反応を通して学んだこと--- 木庭妙美 ◆事例検討 辻 悟 IV 癌告知について考える---病名を自ら知り三度目の手術を受ける患者の看護を通して--- 石郡 恵・他 ◆事例検討 吉村京子 V 末期癌患者への精神的援助を通じて学んだこと 松田博子 ◆事例検討 山崎章郎 VI 突然の死産を体験した母親の心理過程 高橋真理 ◆事例検討 松原秀樹 *** 原著 I ホスピスにおける家族ケア---遺族へのアンケート結果を活用して--- 和田恵子・他 II 悪性疾患と小児患者への説明 小澤美和・他 III ターミナルケア従事者の教育---ビハーラにおける看護者の養成(教育計画案)を中心として--- 藤腹明子・他 IV 大学病院でターミナルケアは可能か? ---ターミナルケアにおける大学病院の役割--- 高宮有介・他 V 苦しいときの遊びの効果 甲斐一孝・他 VI ターミナルケアにおける大量皮下注の有用性について 林 章敏・他 VII 段階的告知における中間的病名の意義---がん受容の準備状態の指標としての有用性--- 須田啓一 VIII 一般病院におけるホスピスケアの試み 梁 勝則・他