【第4巻】 病院死と在宅死[新装・新訂版]

税込 6090円 ISBN4-89007-139-3  C0336

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一般演題
1 末期がん患者の不眠・不穏に対する対応 平賀一陽 
2 癌性疼痛ワークショップ参加者、厚生省計画研修医・看護婦の癌性疼痛アンケート結果 横川陽子・他 
3 腫瘍熱におけるナプロキセンの効果---解熱効果と身体および心理変化について---  渡辺裕之・他 
4 末期癌患者の疼痛治療における自他覚的評価 福岡和也・他 
5 三叉神経痛を伴った末期癌患者の家族へのアプローチの試み 山内八重子・他 
6 臨死患者の家族への援助---看護体験の振り返りを通して--- 須部由美子・他 
7 死別後の遺族へのケアの必要性について考える---遺族へのアンケートを通して--- 飯塚京子・他 
8 進行性植物状態にある兄弟およびその家族へのケア 飯島克巳・他 
9 「医療と宗教を考える会」の分科会「山鳩の手紙」---第一報--- 田重二郎・他 
10 「ビハーラ」構想について---呼称の提唱から現在まで--- 田宮 仁 
11 Death Educationの仏教的方法論 佐藤雅彦 
12 聖隷ホスピスにおける宗教的援助の実情とその評価 佃 和男 
13 死に対する佛教的視点と民俗的感情 中野東禅 
14 平安なる最後を迎えるために 蓮寺諦成 
15 わが国の古典に見える臨死者の痛み 藤木雅清 
16 進行肺癌患者における味覚異常の検討 前田光一・他 
17 末期癌患者の栄養指導について 阿部 巴・他 
18 ターミナルケアと病院給食 橘 雅子 
19 病院における死の実態---第二報--- 福間誠之・他 
20 受容の死を通して死への援助を学ぶ 中山康子・他 
21 望ましい死---その一症例--- 平野陽子・他 
22 在宅における平安な最期 佐藤 智・他 
23 養護教諭志望学生に対する死への準備教育(Death Education)---第一報--- 太田重二郎・他 
24 死の準備教育のありかた---第五回生と死を考えるセミナーのアンケート調査の結果から--- アルフォンス・デーケン・他 
25 終末期患者に学ぶ---胃癌の症例より--- 船津直美 
26 臨終に関する看護婦の調査から 高田節子・他 
27 ターミナルケアに対する看護婦等の意識調査 渡辺ミツヱ・他 
28 末期癌患者のニードとその意味づけについての一考察 濱口恵子・他 
29 看護学生の成長を動機づけた実習場面の分析 甲斐一孝・他 
30 終末期看護の基礎教育プログラム作成に向けて(その五)---研究発表からの終末期看護の学び--- 安部千鶴・他 
31 生きがい療法 モンブラン登山報告---(その一)医療の立場から--- 伊丹仁朗・他 
32 生きがい療法 モンブラン登山報告---(その二)闘病者の立場から--- 野村郁男・他 
33 福岡バリント・グループ七年間の経過報告 阿蘇品スミ子・他 
34 ターミナルケアにおけるソーシャルワーカーの役割とは何か---第一報--- 田村里子・他 
35 一般病院の指導的立場にある医師達の終末期がん患者に対するかかわり方について---アンケート調査からの一考察--- 山口 晃・他 
36 一般病院におけるターミナルケアの可能性とその限界 山崎章郎 
37 筋萎縮性側索硬化症患者のターミナルケアについて考える 福山公子 
38 末期癌患者と家族の心理---六八一名のアンケート調査結果の検討--- 瀬尾洋介 
39 末期癌患者の心理状態の改善に対する外泊の有用性について 久原暁子・他 
40 遷延性意識障害患者専用病棟における看護から
---家族の気持ちを考える---
常松あや子・他 
41 痛みをもつ末期癌患者の心理的特徴 水口公信・他 
42 病状に伴う患者の不安を受容、傾聴することの重要性 遠坂タエ子・他 
43 ホスピスでケアした患者の実態---三年間の基礎的データ--- 山本一成・他 
44 実地医家五二四名に対して行われた在宅末期がん患者ケアについてのアンケートから考える 鈴木荘一 
45 ターミナルケアの実施を目指して---全看護婦のアンケート調査から 茂篭美好・他 
46 白血病の病名告知について---家族が拒否した事例からの学び--- 清水真紀子 
47 病名告知へのチームアプローチ---主婦である悪性リンパ腫患者からの学び--- 落合てるみ 
48 予後の告知を受けず死を受容した進行性鼻壊疸の一症 印部厚子・他 
49 日本人医療関係者及び一般と在日米国人計1314人を対象としたがん告知に関する意識調査 中島美知子・他 
50 癌患者の病名認知度と末期に付添った家族の負担についての検討---家族に対するアンケート調査による--- 大野康子 
51 聖隷ホスピスの告知の実態と看護サイドからのかかわり 松浦千尋・他 
52 ともに癌罹患の夫婦が病名を告げあい支え合って、妻が夫を先に看とる 黒田裕子 
53 病名を告げられた患者の心理プロセスから看護を考える 木村真知子・他 
***
特別講演
I 喪失と悲嘆への看護の働きかけ 小島操子 
II 脳神経外科からみた生と死への対応 植村研一   
III 医療の両面について---ホリスティックメディスン--- 飯尾正宏 
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シンポジウムI 平安なる最期をむかえるために 
*** 郷地秀夫  
*** 丸口ミサエ 
*** 臼田美智子 
*** 窪寺俊之 
*** 柏木哲夫 
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シンポシウムII
ターミナルの患者を一病棟に集めることのメリット・デメリット
心療内科の立場から 児島克美 
外科病棟の立場から 松岡寿夫 
看護婦の立場から 松本明子 
ホスピス病棟の経験から 石森携子 
病院運営の立場から 武内昶篤 
特別発言 原 義雄 
司会のまとめ 岡安大仁・他 
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特別講演
T臓器移植をどうみるか---伝統思想にそって--- 梅原 猛 
UE・キューブラ・ロスによる生死超越のワークショップ
およびその日本移行について
ト部文麿 
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シンポジウム
ターミナルケアにおける宗教的援助の可能性
司会   田宮 仁
キリスト教の立場から アルフォンス・デーケン 
無宗教の立場から 松山智治 
仏教の立場から 水谷幸正 
神道の立場から 片山文彦 
新宗教の立場から 丸田敬子 
討論 213
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症例検討
I 精神病院に入院中大腸癌に罹患して死を迎えた
患者の看護を行って
遠藤智子・他 
II 死に向かって勇敢に生きたKさんとのかかわり---最後に建てた金字塔--- 高橋真理 
III 十八歳骨肉腫患者の看護 中釜ちあき・他 
W両親が治療の拒否をして死亡した重症の先天性心疾患を合併したダウン症児とその両親へのかかわり合いについて 数間紀夫・他 
V 先天性聾唖患者のターミナルケア 鈴木智子・他 
VI 苦痛と不安の中で死を迎えた癌患者のターミナルケア 金田幸淑・他 
VII 言葉以外の形で病名を知ったがん患者の終末看護を通して学んだこと 黒田裕子 
VIII ターミナルケアにおけるアプローチ---患者と共に「死」について話し合った一年間を振り返って--- 菅野菜穂子・他 
IX 家族の援助が得にくかった疼痛に悩む直腸癌末期患者のケアの経験---当院のターミナルケア・エッセンシャルを活用して 野島洋子・他 
X 告知後の生きる支えとなるもの---胃癌術後、肺転移死した患者さんを通して--- 冨田一成・他 
XI じん肺に肺癌を合併した患者への病名告知のあり方について 向野千恵美 
XII 大多数の人の死である老年期の死に学ぶ 長谷川良子 
【症例検討会のまとめ】ターミナルケアにおける症例検討会の課題   柏木哲夫 
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紙上症例検討
I ターミナルケアにおける看護者のあり方について
---学生に学ぶ--- 
田中紀美子・他 
II 疼痛、不穏状態に苦慮した一症例について 原口千春・他 
III 患者の潜在的な願望の実現を目指して
---直腸癌の症例より---
船津直美・他 
IV 苦しみの中に自ら最後の花道の幕を下ろした
一人の老肺ガン患者
蓮寺諦成 
V 悪性腫瘍患者の看護 学習―指導過程の検討
---問題点の把握を中心に---
安酸瑞江・他 
VI 末期患者に対する清潔の援助の効果 尾山タカ子・他 
VII 重症末期癌患者における外泊の援助と効果 面田治子・他 
VIII モルヒネにてコントロール不良な癌性疼痛に対するブプレノルフィン(レペタン)持続皮下注入の有効性について 坂本正洋・他 
IX 家庭での死---事例を通して考える--- 富永喜恵子・他 
X 居てくれコールの内側を探る
---症例をふりかえる過程で学び得たもの---
須部由美子・他 
XI 乳癌患者の手記より学んだこと 木村昌香・他 
XII 外科病棟におけるターミナルケアの現状と問題点 黒岩久美子・他 
XIII ターミナルケースにおける在宅療養中の援助---在宅療養中の患者と家族の援助の必要性を考える--- 金剛地純子・他 
XIV 終末期患者の宗教的ニード 東妻喜見代・他 
XV がん告知時の看護婦の役割
---患者の心情を支えることの重要性---
成田記代子・他 
XVI 身体症状を主症状とした記念日反応 飯島克巳・他 
XVII ある末期胃癌患者に対する病状告知の過程について---症例検討のあり方も含めて--- 山崎章郎 
XVIII ケースカンファレンスのシステム化を試みて---病棟カンファレンスと相談会との連携から--- 羽鳥恵美子・他 
XIX ALS患者とチーム医療---二年余りの援助を看護の立場から--- 藤原延代・他 
XX 痛みのコントロールが困難であったK氏からの学び 小野沢法子・他 
XXI 急患としてリカバリ室に入院した患者に、転室の了解を得ようとしたときのかかわり 川上澄枝・他 
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シンポジウム 在宅で死を迎えるために 
趣旨とまとめ  鈴木荘一・他 
家族の立場から 石丸直見 
医師の立場から 小笠原道夫 
訪問看護の立場から 紅林みつ子 
訪問看護の立場から 高沢洋子 
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ワークショップ 死別後の家族への援助
まとめ アルフォンス・デーケン・他 
心身医学の立場から 河野友信 
精神医学の立場から 平山正実 
看護の立場から 小島操子 
突然の死と看取れた死 池田恵理子 
子を亡くした親へのかかわり 荒井順子 
遺族の心のペインクリニック 柏木哲夫 
死別後の家族にかかわる専門職者の課題 生田チサト 
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要望演題
がん終末期における症状コントロール 中島美知子・他 
◆コメント 武田文和 
◆コメント 柿川房子 
一般病院におけるターミナルケア 村上国男・他 
◆コメント 福間誠之 
◆コメント 吉村京子 
医療関係者のためのターミナルケアの教育 水口公信・他 
◆コメント 岡安大仁 
◆コメント                   渋谷優子 
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原著
I 地域を中心としたターミナルケア---施設ケアから地域ケアへ--- 鈴木荘一・他 
II 根治療法困難な癌患者の転院について---遺族アンケート調査から--- 郷地秀夫・他 
III ターミナルケアにおけるステロイド剤の有用性について---ホスピスでの経験から---  林 章敏・他 

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