【第1巻】 全人的がん医療[新装・新訂版]

税込 6090円 ISBN4-89007-136-9

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日本死の臨床研究会25年の足跡 柏木哲夫
発刊にあたって            岡安大仁 
巻頭言「死の臨床研究会」の発足に当って  金子仁郎 
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一般演題
1 植物状態と脳死の問題点 福間誠之 
2 ある内科医の反省 ―死亡六三症例の検討 谷 荘吉 
3 死の受容と家族の問題 河野博臣 
4 乳幼児重症水頭症の問題点 河内恵美子 
5 死に脅える患者の看護 ―死を否定しながらの数か月 高木計美 
6 患者と家族の死の受容の差 橋本秀子・他 
7 肉親の死を体験して ―ターミナル・ケアに期待すること  乾 成夫 
8 秘密の解消と死の受容 松原秀樹 
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特別講演
宗教的観点からみた死の臨床 樋口和彦 
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シンポジウム 死の臨床の基礎と実際
1 臨床医の立場より 深津 要 
2 看護婦の立場より 季羽倭文子 
3 宗教心理の立場より 樋口和彦 
4 チームアプローチの立場より 柏木哲夫 
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一般演題
1 ブロンプトン・ミクスチャーの使用経験から 岡安大仁・他 
2 重症先天性奇型児の治療 福間誠之 
3 臨死患者の入院期間について 谷 荘吉・他 
4 突然死とその周辺 篠田知璋 
5 それぞれ異なった受容状況を示した癌患者の三例の死の臨床 松本義峯・他 
6 知る権利と知らないでおく権利 ―癌宣告をめぐって 柏木哲夫 
7 悪性腫瘍患者に対するムンテラの重要性 
---その重要性と限界
松田重三 
8 癌末期患者への医療についての理念と実際 ---医師・看護婦へのアンケート調査から 河野友信・他 
9 癌を告知されながら危機を脱した人の心理状態 ---癌の自然退縮症例のなかから 中川俊二 
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パネル 癌と死の臨床
発題1 癌末期患者の看護について 
---白血病患者の看護経験から 
池田節子・他 
発題2 癌末期患者の医療上の諸問題
---心身医学の立場から 
末松弘行 
発題3 癌と死の臨床 河野博臣 
討論 75
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特別講演

医学と看護は死にゆく患者と家族に何を与えることができるか
---四十年の私の臨床経験を通して
日野原重明
報告
英国の癌末期患者の看護 
---学会報告とホスピスを見聞して
季羽倭文子 
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一般演題
1 子宮頸癌末期患者の看護 ―死の否定から
安らかな死に至るまでの過程を考察する
田坂芳子・他 
2 若年者子宮肉腫患者看護の一例 小松玲子 
3 老人訪問看護と死の臨床 大倉 透・他 
4 腎移植患者における死の恐怖と不安について 谷 荘吉・他 
5 死の臨床の個人性について 隈 寛二 
6 死にゆく患者の家族の心理 河野友信 
7 過去十年間の死に関する文献の動向
---看護関係誌を探る   
梅田嘉子・他 
8 病院における死の実態 福間誠之 
9 末期癌患者と家族のケア   中川俊二 
10 死にゆく患者と家族の関係   河野博臣 
11 イギリスのホスピス 柏木哲夫 
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特別講演
死にゆく患者の心理 辻 悟 
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シンポジウム 死にゆく患者と家族のケア
1 医師の立場より 福間誠之
2 看護の立場より 森 道子 
3 臨床心理の立場より 上野 矗 
4 ケースワーカーの立場より 竹内一夫 
討論 152
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講演
末期ガン患者のニードとホスピスの役割 ピーター・グリフィス 
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一般演題

1 クリティカル・ケアとターミナル・ケア 福間誠之
2 在宅ケアとミニ・ホスピス
---三年間のターミナル・ケアの実践から
鈴木荘一 
3 福岡バリント・グループの死の臨床に対するとりくみ 永田勝太郎・他 
4 晩期癌患者は何を訴えるか
---実際例を通して
河野博臣 
5 予後不良児を持つ母親へのアプローチについて  河内恵美子 
6 一九七〇年代における疼痛のケアの動向 渡会丹和子・他 
7 ホスピスと無常院 藤腹明子 
8 癌末期患者の家族に対するケアについて 轟 庸子・他 
9 死の転帰をとった白血病患者への
ソーシャルワーカーのアプローチ
荷見千草・他 
10 末期患者の宗教心 河野友信 
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シンポジウム 痛みのコントロール
1 麻酔科の立場から  水口公信 
2 ブロンプトン・ミクスチャーの使用経験から 間瀬美知子 
3 精神科医の立場から 平山正実 
4 看護の立場から 福田幸子 
5 特別発言 Peter Griffiths 
討論
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一般演題
1 家族の気持ち 梅田嘉子・他 
2 末期患者の家族にかかわって考えたこと
---患者の死後の家族の反応を考える
金丸幸子 
3 病名を知った癌患者の看護を求めて
---日記にみた医療者への評価から看護の方向をさぐる
藤村淳子・他 
4 終末期に自宅療養ができた白血病患者の二症例
---遺族を訪問して考えたこと
須田啓一・他 
5 壮年肺癌患者看護の一例---
末期患者を外泊後退院させ延命と精神安定効果を認めた例について
鎌田きよ・他
6 入院時よりターミナルステージを自覚していた一症例 田中弘子・他 
7 小児ガン患者への長期にわたるケースワーク 古屋克巳・他 
8 試験開腹に終わった患者の自活への導き 河原道代・他 
9 否認の段階の重要性について 隈 寛二 
10 福岡バリント・グループのとりくみ(第二報)
---一年間の歩みの中で生まれたもの
阿蘇品スミ子・他 
11 バリント方式による末期ケアの実際
---悪性リンパ腫のケアを通して
毛利百合子・他 
12 癌患者の心身医学的考察
---末期癌患者へのケア
中川俊二 
13 第三領域の問題と死の臨床‐‐‐
心身医学の立場から 
河野博臣 
14 病院職員のターミナル・ケアに対する意識調査 福間誠之・他
15 看護学生の死生観について
---二、三学年のアンケート調査より
仲光静子・他 
16 都立駒込病院における末期患者の実態 河野友信 
17 私は知りたい ―アンケートによる疾病の意識調査 竹渕弥恵子 
18 国立病院療養所における末期医療への関心
---調査報告
村上国男・他 
19 CureとCareの狭間で 建野正毅・他 
20 末期癌患者に対する高カロリー輸液の適応と限界 竹下俊文・他 
21 看護における死後の処置 藤腹明子 
22 末期患者と死の恐怖を闘ってみて 阿部美江子 
23 重症脳損傷患者の家族への対応 平山正実・他 
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特別講演
医学の歴史における末期医療 中川米造 
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シンポジウム 末期患者ケアの現場における諸問題
1 ナース(外科)の立場から 細谷和子 
2 ナース(内科)の立場から 石森携子 
3 医師の立場から 岡本祐三 
4 ソーシャル・ワーカーの立場から  山本治子

 

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