男の更年期
女の更年期
男の更年期女の更年期
中村クリニック院長 横山博美 著 / A5判並製 220頁 /
税込1427円 / ISBN4 89007-094-X C0077〔ご注文はこちら〕 〔出版案内表紙へ戻る〕
〔更年期関係関連書籍へ戻る〕「・・・主に中高年を対象にした健康診断を行っている著者が、人間の体のターニングポイントである更年期を乗り切る方法を最新の医学とともに紹介してくれる。」
「ほんとうの時代」
「通常の人間ドックでは検査から漏れてしまう「脳」「骨」「前立腺」などは、更年期を迎え、体調の変調をきたす五十歳を過ぎるころから、さまざまな病気におかされることが多くなります。そこで、五十歳を過ぎた方々にむけて、脳卒中やボケの予防の『脳ドック』、女性には骨粗鬆症の早期発見のための『骨ドック』、男性には前立腺肥大症や前立腺ガンの早期発見のための『前立腺ドック』の三つの特殊なドックに焦点を当てて、本書を書いてみました。」はじめに より
第1、2章では読みやすい対談形式で男性の更年期、女性の更年期の基本が語られる。第3、4、5章では、脳、骨、前立腺について豊富な写真、図、グラフ、そして具体例とともに、様々な症状と、漢方をまじえたそれらの治療法、日常生活での対処法がやさしく解説される。
検索語:更年期障害.男性.女性.ストレス.ホルモン療法.骨粗鬆症.脳.痴呆.痴呆症.前立腺.漢方.漢方薬.家庭.医学.更年期
男の更年期 女の更年期
もくじ
はじめに
第1章 男の更年期
男にも更年期障害がある
原因は心身の疲労とホルモンの低下
トリガーはストレス
不安神経症が増えている
まじめ人間は要注意
仕事上のトラブルを引きずるのはマイナス
陥りやすい特性
エリートの「心の悲鳴」
ささいなからだの不調にこだわる
取り扱いのむずかしい「テクノストレス」
社会的ストレスで動脈硬化は悪化する
ストレスとコレステロール
長生きの条件
治療は漢方薬が効果的
男の宿命――前立腺障害
男性の更年期対策
第2章 女の更年期
「更年期症状」と「血の道症」
トリガーはエストロゲンの低下
さまざまな症状が出現
更年期によく見られる症状
更年期症状の特徴
更年期はターニングポイント
更年期症状は十人十色
どこからが病気か
「ホルモン療法」――主役はエストロゲン
ホルモン補充療法の効果
骨粗鬆症とホルモン療法
非ホルモン療法
ホルモン療法の実際
全身の調和をはかる「漢方療法」
「血」の滞りが原因
「私、更年期かしら……」
「加味逍遥散」が奏効
漢方の診断と治療
第3章 脳を守る 脳ドック
「脳卒中」「ボケ」のおそろしさ
脳卒中とは
痴呆(ボケ)とは
痴呆と物忘れの境界
痴呆(ボケ)の原因
痴呆(ボケ)の始まり
ボケの予防
ボケてからでは、もう遅い
ボケ予防の生活チェック
ボケないための食事
ボケないための趣味の選び方
ボケないための社会との関わり
ボケの評価方法
アポリポ蛋白Eの遺伝子型検査の限界
脳を守る――『脳ドック』
頭部MR検査
脳ドックの実際
無症候性微小脳梗塞――働き盛りで作られ始める小さな脳梗塞
こんなタイプは脳卒中予備軍
こんな症状があったら要注意
「MRI」と「MRA」
脳ドックの実例
脳を守る漢方薬
漢方の診断――「証」を診る
現代医学と漢方――精神神経免疫学
漢方薬の抗酸化作用
漢方薬にも副作用がある
漢方薬の飲み方
脳の血管に効く漢方薬
薬用人参がボケ防止に効く
初期のアルツハイマー病に「当帰芍薬散」
日本東洋医学会の最新トピックス――抗痴呆作用に関する研究
寝たきり老人が歩いた
西洋薬にも良い薬が出てきている
第4章 転ばぬ先の杖 骨ドック
骨粗鬆症
なぜ女性に多いか
骨粗鬆症とは
骨ドックの実際―骨の大丈夫度チェック
骨ドックの方法
骨ドックの実例
骨粗鬆症の治療法
漢方治療
ビタミンK療法
日常生活の注意
更年期障害に効く漢方薬
第5章 男の宿命 前立腺ドック
男性更年期と前立腺
前立腺の病気
前立腺とはなにか
前立腺肥大症の症状
前立腺ガン
前立腺ガンの病期の分類
磁気共鳴画像診断装置の応用
前立腺集団検診
前立腺ドックの実際
前立腺の大きさを測る――超音波診断装置とMRで測る
前立腺ドックの実例
前立腺肥大症とわかったら―生活の留意点
前立腺肥大症の治療
切らずに治す最新治療
切らずに治す低侵襲性治療の時代
その他の治療法
更年期男性に効く漢方薬
あとがき
参考文献
漢方に強い病院・医院のリスト
前立腺ガン検診を行っている施設
骨量の測定ができる主な医療施設
全国脳ドック実施医療機関〔ご注文はこちら〕〔出版案内表紙へ戻る〕
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