パパのいない誕生日
小桜 京子 著 / 四六判上製 210頁 /
税込1325円 / ISBN4 89007-069-9 C0095〔ご注文はこちら〕〔出版案内表紙へ戻る〕
〔文芸関連書籍へ戻る〕「 内容は小桜さんらしく、人間味たっぷりのユーモアにあふれ、また行間ににじみ出る女優の苦労の物語が、さりげなく描かれているのも小桜さんの庶民的女優の証であろう。」
「週刊民社]喜劇王・柳家金語楼の養女となり、「お豆」の愛称でデビュー。美空ひばりに歌手を夢み、エノケンに励まされて舞台に立ち、義弟・山下敬二郎のロカビリー全盛、天才マジシャン引田天功との運命的な出会い。そして死……。芸能生活四十周年記念出版。
パパのいない誕生日もくじ
1 柳家金語楼の家
東京のおかあちゃん
2 戦争が終わって
博多へ
3 笑って終わった初舞台
初恋
4 惚れっぽいのが玉にきず
ひばりさんを見て「歌手になりたい」
5 修業もまた楽し
エノケン先生にはげまされて
6 金語楼親父のこと
親父の頭は自家発電機
7 恋も仕事も
テレビデビューは「お豆ちゃん」
8 敬二郎とロカビリー
親子共演
ナベプロの社長に恋して
9 天功さんんとの出会い
初めてのリサイタル
10 誕生日のウエディングドレス
森繁先生のご媒酌で
11 娘の誕生
新築の家に大家族
「粋な別れをしようよ」
12 娘・有美のデビュー
パパのいない誕生日
13 喜劇の火よいつまでも
母の死と天功さんの死
劇団「豆の木会」の旗揚げ